大きな揺れや避難のあと、最初の夜を越えても、犬猫の緊張はすぐにはほどけません。
明日から3日間は、元に戻す期間ではなく、いつもとの違いを見つける期間です。
避難所にいる人、自宅にいる人、車で休んでいる人、一時的に別の家へ移った人で、確認する順番は少し変わります。
結論は、水、食事、排泄、眠り方、隠れ方、呼吸を短く記録することです。心配な変化が続く時は、家庭だけで判断せず、動物病院や自治体の案内を確認してください。
Next 3 days
まず共通で見る6つ
飲んだ量、食べた量、いつもの器を使えているかを見ます。急に食べない時は、時間と様子を控えます。
尿や便の回数、色、場所の変化を見ます。トイレを我慢していないかも確認します。
眠れているか、何度も起きるか、物音に反応し続けるかを見ます。静かな場所を一つ残します。
猫や怖がりな犬が隠れている時は、無理に引き出さず、出口、水、トイレへの道を開けます。
呼吸が荒い、歩き方が違う、ぐったりしている時は、早めに相談先を確認します。
誰が見てもわかるよう、時間と変化を短く書きます。写真も残しておくと説明しやすくなります。
1日目|安全な場所と水を優先する
1日目は、片付けや買い足しより先に、犬猫が落ち着ける場所を作ります。
キャリー、クレート、ケージ、いつものベッドなど、少し囲われた場所を一つ選びます。扉を閉めるかどうかは、環境と犬猫の状態で考えます。
水は、こぼれてもすぐ足せる場所に置きます。給水器を使っている家庭でも、普通の水皿を別に出しておくと停電や掃除中に切り替えやすくなります。
余震が続く時は、割れ物、倒れやすい棚、コード、窓まわりから離れた場所を選びます。
2日目|食欲、排泄、眠り方を見る
2日目は、少し落ち着いて見える子でも、食欲やトイレの変化が出ることがあります。
いつもの量を食べたか、水を飲めたか、トイレに行けたかを、朝と夜に分けて見ます。
猫は隠れている間にトイレを我慢することがあります。犬は外へ出たがっても、地面の安全、余震、避難情報を確認してから動きます。
眠れていない場合は、声をかけ続けるより、光、音、人の出入りを減らした場所を作る方が落ち着きやすいことがあります。
3日目|普段との差を家族で共有する
3日目は、元気に見えるかどうかだけでなく、普段との差を見ます。
食べる量、歩き方、鳴き方、隠れる時間、寝る場所がいつもと違う時は、メモを残します。
薬や療法食がある子、シニア犬猫、短頭種、持病のある子は、早めにかかりつけ医や相談先を確認します。
家族が別々の場所にいる場合は、同じ項目で記録すると、電話やメッセージでも共有しやすくなります。
避難所にいる場合
避難所では、人とペットの生活場所が分かれることがあります。同じ建物にいても、同じ居室で過ごせるとは限りません。
まず避難所の受付や掲示で、ペットの滞在場所、移動できる範囲、トイレの場所、鳴き声への配慮を確認します。
ケージの中で休む時間が長くなる時は、水、敷物、排泄のタイミングをこまめに見ます。周囲に動物が苦手な人やアレルギーのある人がいることも前提にします。
受け入れ条件は避難所ごとに変わります。最終判断は、自治体と避難所の案内に従ってください。
在宅避難の場合
自宅にいる場合は、部屋の安全と生活の継続を分けて考えます。
水、フード、薬、トイレ用品は、すぐ取れる場所にまとめます。余震で物が落ちる場所や、割れたものが残る場所には近づけないようにします。
猫が押し入れや家具の下にいる時は、無理に出さず、出入り口をふさがないようにします。水とトイレへ行ける道を作ります。
停電や断水がある時は、自動給餌器や給水器だけに頼らず、手動で使える器も出しておきます。
車中泊や車で休む場合
車で休む場合は、温度、換気、防犯、脱走対策を同時に見ます。
少しの乗り降りでも、リードやキャリーの扉を確認します。怖がった犬猫は、普段より強く飛び出すことがあります。
暑い時期の車内は短時間でも温度が上がります。車中泊が必要な時も、自治体の案内、避難所の利用可否、周辺の安全を確認します。
水、トイレ、休む場所を車内で分けられない場合は、早めに別の避難先を探すことも選択肢に入れます。
親戚宅、知人宅、宿泊先に移った場合
慣れない家や部屋では、最初から自由に歩かせず、一部屋から始めます。
水、トイレ、寝る場所、隠れ場所を先に決めます。におい、音、人の出入りが多い場所は避けます。
先方の家族や宿泊先のルールも確認します。家具を傷つけないこと、排泄物の処理、夜の鳴き声への配慮を最初に共有します。
猫が隠れて出てこない時
地震後に猫が隠れるのは、怖さから身を守ろうとする行動です。
名前を呼び続けたり、手を伸ばして引き出したりすると、さらに奥へ入ることがあります。出口を開け、水、トイレ、静かな通り道を用意します。
ただし、呼吸が荒い、出血している、ぐったりしている、歩き方がおかしい時は、様子見だけにしないでください。相談先を確認します。
詳しくは、地震後に猫が隠れた時の探し方にもまとめています。
犬が落ち着かない時
犬が震える、吠える、ついて回る、外へ出たがる時は、安心させたい気持ちになります。
抱き続けるより、静かな場所、水、いつものタオル、短い声かけで落ち着く場合があります。
散歩を再開する時は、道路、落下物、余震、避難情報を確認します。地面が熱い時期は、暑さ対策も別に考えます。
地震直後の行動は、地震のとき犬はどう行動するかも参考にしてください。
3日間の記録メモ
完璧な記録でなくて大丈夫です。朝と夜に、短く残します。
| 見る時間 | 水 | 食事 | 排泄 | 眠り方 | 気になる変化 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1日目 朝・夜 | 飲めたか | 少しでも食べたか | 尿や便があるか | 休める場所があるか | 呼吸、歩き方、けが |
| 2日目 朝・夜 | 量の変化 | 普段との差 | 我慢していないか | 何度も起きないか | 隠れる時間、鳴き方 |
| 3日目 朝・夜 | 続けて飲めているか | 戻りつつあるか | 普段に近いか | 眠れているか | 相談が必要な変化 |
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参考にした一次情報
- 気象庁 地震情報(2026年7月28日確認)
- 気象庁「令和8年7月28日16時27分頃の熊本県熊本地方の地震について(第2報)」(2026年7月28日確認)
- 熊本県「ペットを災害から守るために」(2026年7月28日確認)
- 環境省「人とペットの災害対策ガイドライン」(2026年7月28日確認)
災害時の判断は、自治体、避難所、気象庁などの最新情報を優先してください。このページは、家庭で確認する順番を整理したものです。
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地震後3日間は、自宅、避難先、県外滞在で見る情報が変わります。今いる場所から、公式情報、水、連絡先を分けて確認します。
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防災記事は、読んだだけで終わらせず、今日できる確認、家族で共有すること、買う前に見ることへ分けると動きやすくなります。
災害時は自治体、避難所、警察、消防、獣医師など現地の最新指示を優先してください。Next care
次に読む防災記事。
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次は、この順番で確認する。
防災記事は単体で読むより、全体像、地域差、用品、練習の順でつなぐと行動に移しやすくなります。
災害時は自治体、避難所、警察、消防、獣医師など現地の最新指示を優先してください。用品の見方
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キャリー、水、フード、トイレ、暑さ対策は普段使いできるものから選ぶと備えやすくなります。
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