避難先では、犬猫をどこで休ませるかを、到着してから急に決めないことが大切です。結論は、普段からキャリーを居場所として使えるようにし、強いにおいを新たに増やさず、避難所のルールに沿って通路から離れた場所を相談することです。
環境省は、同行避難に備えて日頃からキャリーバッグやケージに入ることに慣らしておくこと、避難所では各施設が定めたルールに従って飼い主が世話をすることを案内しています。同じ避難所でも、受入場所・ケージの置き方・出入りの方法は当日の運営で変わります。
1. キャリーを「移動用だけ」にしない
平時から短時間でもキャリーやケージの中で過ごせるようにし、避難時は犬猫を放さずに移動します。扉、留め具、持ち手に破損がないかを確認し、小型犬はリードを付けたうえで入れるなど、逸走を防ぐ方法は犬猫の種類とキャリーの仕様に合わせます。
- 普段使うタオルなどを使う場合も、濡れ・汚れ・引っ掛かりがないかを確認する
- 扉を開ける前に、周囲と避難所のルールを確認する
- キャリーの上に物を重ねず、換気口をふさがない
2. においは「新しい強い香りを足さない」
避難先では、清掃用品・香料・他の動物のにおいなど、普段と違う環境になります。香りの強い消臭剤や芳香剤を急に追加して犬猫を落ち着かせようとせず、排せつ物は避難所の案内に従って速やかに処理し、手入れに使う物は持参したものを区別して管理します。換気、清掃、消臭の可否は施設のルールを優先してください。
3. 休む場所は通路・出入口・人の動線から離して相談する
ケージを置く位置は、避難所の受付や運営者に確認します。通行や避難の妨げになる場所、暑さ・寒さが強い場所、落下物の危険がある場所には置きません。水、フード、トイレ用品、情報シートをひとまとめにし、飼い主が世話をする時間と清掃方法も確認します。
- 到着時:ペット受入場所、ケージの置き方、出入りのルールを聞く
- 設置時:通路・出入口・非常口を避け、換気口をふさがない
- 滞在中:水・排せつ・清掃の時間を決め、異変や困りごとは運営者へ相談する
4. 伝える情報を先に一枚にする
キャリーの近くには、写真、名前、連絡先、食事、トイレ、投薬、苦手な音や触れ方を整理した情報を置けるようにします。詳しい住所や鍵・暗証番号などは書かず、家族と預け先に必要な範囲だけ伝えます。
災害時のペット情報シート|紙とスマホに残す9項目、災害時のペットの薬・療法食の備えも併せて確認してください。
出発前の3分チェック
- キャリーの扉・換気口・持ち手を確認した
- 水、フード、トイレ用品、写真、情報シートをまとめた
- 避難所の開設・ペット受入条件・置き場所を公式情報で確認する準備をした
参考にした公式情報
公式情報確認日:2026年8月17日。体調の変化や投薬の判断は、利用できる動物病院へ相談してください。
用品の見方
防災用品を買う前に、候補をまとめて確認する
キャリー、水、フード、トイレ、暑さ対策は普段使いできるものから選ぶと備えやすくなります。
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次は、今の状況から読む。
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『うちの子を守る ペット防災のはじめ方』
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避難前に、世話と連絡の準備をそろえる
用品だけでなく、居場所、連絡先、薬、預け先、逸走防止を別々に確認すると、急な避難でも家族が判断しやすくなります。
At the shelter
避難所での最初の一日を分けて確認する
受入場所と現地ルールを確認したら、休息、排せつ、周囲への配慮、薬を別々に確認します。

