避難所で犬猫の暑さ・寒さを考える時は、人の居室とペットの飼育場所が別になる前提で、日差し、風、地面の熱、換気、水、キャリーの置き方を確認することが先です。夏と冬、屋外・車中・室内で必要な対応は変わります。施設のルールと当日の環境を優先してください。
屋外なら、日差しと地面の熱を先に避ける
環境省の改訂案は、屋外のペット飼育場所では夏の暑さ、冬の積雪や寒さへの対応が必要としています。夏は日陰のない場所、直射日光が当たる窓辺、空調の室外機の排気を避ける考え方が示されています。キャリーは安定した日陰に置き、水を用意し、周囲の通行や逃走にも配慮します。
車中は、短時間でも温度と換気を確認する
車中で飼育する場合は、季節にかかわらず車内の温度、換気、駐車場所、飼い主が見守れる時間を確認します。日差しが変わる時間帯や、エンジン停止中の環境も見ます。暑さ寒さを安全に管理できない時は、車中を続ける前に避難所の受付へ相談し、別の避難先や預け先を検討してください。
室内でも、風・水・キャリーの位置を確認する
室内では、冷暖房の風が直接当たり続けないか、水皿が倒れないか、キャリーの扉や周囲の動線が安全かを確認します。犬猫の年齢、被毛、体調、普段の環境によって必要な温度・湿度の管理は異なります。普段と違う様子が続く場合は、かかりつけの動物病院などへ相談してください。
到着後に確認する3つ
- 飼育場所が日差し・排気・雨風・地面の熱を受けにくいか確認する
- 水、キャリー、タオル、トイレ用品を安全に置けるか確認する
- 車中・屋外・室内のどれで管理するかを、当日のルールと温度で見直す
避難所で犬猫が落ち着く環境づくり、避難バッグの最終確認もあわせて確認してください。
参考にした一次情報
- 環境省「人とペットの災害対策ガイドライン」改訂版原稿(案)(2026年8月19日確認)
- 環境省「動物の飼養又は保管をする環境の管理に関する事項」(2026年8月19日確認)
用品の見方
防災用品を買う前に、候補をまとめて確認する
キャリー、水、フード、トイレ、暑さ対策は普段使いできるものから選ぶと備えやすくなります。
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