余震が続く夜は、犬猫も人も落ち着きにくくなります。
まず見るのは、寝場所、水、トイレ、逃げ込める道です。避難するかどうかを決める前に、家の中で危ない場所を一つずつ減らします。
寝場所は、落下物と出口を先に見る
棚の近く、窓際、倒れた家具のそばは避けます。犬猫がいつもの寝床に戻りたがっても、上から物が落ちる場所なら一晩だけ場所を変えます。
キャリーやベッドは、出入り口をふさがない位置に置きます。再び揺れた時、抱き上げるより先に安全な通り道を残すためです。
水は、いつもの場所と別の場所に分ける
地震後は、普段の水皿まで行きにくくなることがあります。寝場所の近くに小さな器を一つ増やし、倒れにくい場所へ置きます。
給水器だけに頼らず、停電や断水の可能性も見ます。水皿、予備の水、掃除用の水を分けて数えると、不足に気づきやすくなります。
トイレは、我慢しない導線を作る
犬猫が怖がっている時は、いつものトイレへ行けないことがあります。猫砂やペットシーツを、寝場所から少し離した静かな場所に置きます。
排泄の回数、色、においがいつもと大きく違う場合は、記録しておきます。体調の判断は自己判断で決めず、必要に応じてかかりつけ医や公的な相談先を確認します。
隠れている子は、無理に出さない
猫や怖がりな犬は、家具の下や部屋の隅に隠れることがあります。手を伸ばして引き出すより、声を小さくして、水と出口を整えます。
ただし、倒れた家具の下、割れ物の近く、閉じ込めの可能性がある場所なら、家族で安全を確認しながら移動を考えます。
公式情報は、自治体と気象庁を分けて見る
揺れの情報は気象庁、避難所や道路、給水などの生活情報は自治体の公式ページで確認します。SNSだけで判断せず、元の発表ページへ戻る習慣をつけます。
熊本県内や九州周辺で移動する場合は、住んでいる自治体と、今いる自治体の両方を見ます。県境を越えている時ほど、確認先を一つにしない方が安心です。
夜のうちに確認する3つ
- 寝床の上に落ちそうな物がないか見る
- 水皿を一つ増やし、トイレ用品を近くに出す
- 気象庁と自治体の公式ページを家族で共有する
あわせて確認したい記事
参考にした一次情報
- 気象庁「地震情報」(確認日:2026年7月29日)
- 環境省「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン等」(確認日:2026年7月29日)
- 熊本県「ペットの災害対策」(確認日:2026年7月29日)
- 熊本市「防災サイト」(確認日:2026年7月29日)
災害時の避難所開設状況、受け入れ条件、ペットの滞在場所は変わることがあります。移動する前に、自治体と避難所の最新案内を確認してください。
用品の見方
防災用品を買う前に、候補をまとめて確認する
キャリー、水、フード、トイレ、暑さ対策は普段使いできるものから選ぶと備えやすくなります。
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