薬や療法食がある犬猫は、災害時に内容を自己判断で変えず、残量、保管方法、投与・給餌の記録、通院先への連絡方法を先に共有することが重要です。停電や避難で普段どおりに続けられない可能性を考え、かかりつけへ平時に確認してください。
残量は「次の受診日まで」ではなく災害時も見込んで確認する
環境省は、十分な水や食料とともに常備薬を備えることを案内しています。地域の防災計画には、処方薬・療法食を含め、少なくとも5日分、できれば7日分以上の備蓄を例示するものがあります。必要量は病状、処方、保管方法で異なるため、日数を自己判断で決めず、余裕があるうちにかかりつけへ確認してください。
療法食・薬は、自己判断で別のものへ替えない
療法食は、犬猫の状態に合わせて栄養成分が調整されることがあります。災害時に入手できない場合を想定し、代替の可否、切替時の注意、入手先を事前に獣医師へ相談し、紙に残してください。薬や療法食を続けられない時も、家族や世話役だけで内容を変えず、かかりつけまたは製品の相談窓口へ確認します。
停電時は、保管場所を先に確認する
薬や療法食の保管方法は製品・処方ごとに異なります。停電時に冷蔵や温度管理が必要なものをどう扱うか、保冷を続けられない場合の連絡先、避難先へ持ち出す時の注意を、処方時に確認します。見た目やにおいの変化だけで使用の可否を決めず、判断に迷う時はかかりつけや製品の相談窓口へ確認してください。
世話役へ渡すのは「判断材料」
薬・療法食の名称、普段の手順、保管方法、残量、通院先、緊急時の連絡順を一枚にまとめます。投与量や代替の判断を世話役へ任せるのではなく、連絡先と獣医師から受けた指示を確認できるようにします。連絡が取れない時に無理に薬を変更しないことも家族で共有します。
今日確認する4つ
- 薬・療法食の残量と、次に補充を相談する時期を確認する
- 保管方法と停電時の扱いを、かかりつけへ確認する
- 名称・手順・通院先・連絡順を紙とスマートフォンに残す
- 避難バッグへ入れる分と自宅保管分を分け、家族・世話役へ共有する
薬・療法食の災害時の備え、在宅避難と停電時の犬猫ケア、地震後72時間の犬猫ケアもあわせて確認してください。
参考にした一次情報
- 環境省「ペットの災害対策」(2026年8月20日確認)
- 環境省「防災計画等におけるペットに関する記載」(2026年8月20日確認)
- 農林水産省「ペットフードの安全関係」(2026年8月20日確認)
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キャリー、水、フード、トイレ、暑さ対策は普段使いできるものから選ぶと備えやすくなります。
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